Profile
初めまして。
薬剤師の竹内温子です。
大学卒業後、漢方専門保険調剤薬局に勤務、エキス剤から煎じ薬までを調剤し、目から鱗な患者様の声をダイレクトにお伺いしてきました。その時に感じていた「どうしてこの漢方薬がこの患者さんに効くのかを根本的なところから知りたい」という想いを持ち続け、その後は調剤薬局での経験を重ねてまいりました。そして子育てが一段落した後、想い続けてきた願いを叶えるために国際中医専門員(国際中医師)の資格を取り、漢方のルーツである中医学を学びました。
中医学では、症状を「証」という形で考え、その「証」に合わせて漢方薬を決めていきます。そしてその症状の一因となる、暑さや寒さなどの季節、怒りや悲しみなどの人間の気持ちも組み込み、症状と合わせて総合的に判断します。緊張するとお腹が痛くなったり、寒いときに痛みが増したりというのは中医学的に説明がつくのです。
人はそれぞれ体質や環境は全く違うものです。
同じ風邪でも人によって現れ方は違い、また、同じ人でもその時の状況によって風邪の現れ方は違います。それに伴い治療方法も、漢方薬、西洋薬、生活習慣や食事、マッサージや整体など、その人に合っていればそれぞれ良いとこどりでいいと考えています。
その人に必要なことを、その時に必要な養生を。
漢方百花堂でのご相談お待ちしております。
理念
・中医学による整体観念でお客様ご自身の身体を知るお手伝いをする。
・多忙な生活の中で短時間すっと寄り添い、漢方薬を中心とした市販薬や養生で解決でき得る問題をさぐる。
・ご来店前と後でプラスになるような感情の変化を持っていただけるように努める。
屋号とその由来
「百花」とは、たくさんの花が咲き乱れる様を指します。
本来人が持って生まれたものは多種多様であり、それゆえに抱える問題も環境も全く違うものだと考えます。
病名が同じであってもその病気の根底にあるものは人によって違っており
中医学の整体観念はそれを理解するのに大いに助けになります。
中医学によって得られた自己理解と
漢方薬を中心とした市販薬やそれぞれに合った養生で
本来人が持っているものが輝き
百花のように咲き乱れますように
そんな願いがこの「漢方百花堂」には込められています。